宮田笙子、パリ五輪代表を辞退 - 喫煙と飲酒が発覚

2024年7月19日、日本体操協会は緊急記者会見を行い、女子体操選手でパリ五輪代表の宮田笙子(19歳、順天堂大学)が代表行動規範に違反したため、代表を辞退することを発表しました。宮田選手は、喫煙と飲酒の疑いが浮上し、モナコでの事前合宿地から帰国させられ、7月18日に直接聞き取り調査を受けた結果、これらの行為が発覚しました。

 

宮田笙子選手の経緯

 

宮田選手は19歳という若さでパリ五輪の代表に選ばれていましたが、今回の違反行為により、その道を断たれることとなりました。日本体操協会の行動規範には「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する(2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする)」と明記されています。

 

日本体操協会の対応

 

日本体操協会水鳥寿思男子強化本部長は、フランスのリヨンで行われた男子の事前合宿を公開した際、取材に応じ、「違反がなかったと信じたい。体操界にとっても、あってほしくない」と神妙な表情で語りました。パリ五輪は7月26日に開幕し、体操女子の予選は7月28日に行われる予定です。

 

インスタグラムでの姿

 

宮田選手のインスタグラムには、男女チームJAPANのメンバーとピースサインをする笑顔の写真が投稿されており、多くのファンからの応援メッセージが寄せられていました。しかし、今回の違反行為により、ファンや関係者に大きな衝撃を与えることとなりました。

 

今後、日本体操協会は宮田選手に対してどのような対応を取るのか、また、体操界全体にどのような影響を与えるのか注目されます。