第2次石破内閣の新副大臣・政務官人事発表 - 女性の起用に注目
2024年11月13日、第2次石破内閣は臨時閣議にて新たな副大臣・政務官の人事を正式決定しました。昨年の第2次岸田再改造内閣では、女性の副大臣・政務官起用が全くなかったことから批判の声が上がりましたが、今回の石破内閣では6名の女性が起用されるなど、より多様性を意識した人事となっています。
女性の起用強化と注目の人選
今回の人事で特に注目を集めているのは、生稲晃子氏が外務政務官に、そして今井絵理子氏が内閣府政務官に起用されたことです。今井氏にとっては、2度目の政務官就任となり、引き続き政府での役割を担うことになります。これらの人選は、多様な人材を登用し、国際的な視点と日本の政策におけるジェンダーバランスの改善を目指す意図がうかがえます。
派閥政治資金問題への対応
また、今回の人事では、自民党内での派閥の政治資金問題に関連して、収支報告書の不記載が発覚した議員の起用が見送られる方針も示されました。透明性と説明責任を重視し、疑念を抱かれる人事を避ける姿勢が表れています。
以下に、今回の人事における主要な副大臣・政務官の一覧を示します。
デジタル：穂坂泰
復興：輿水恵一、鈴木憲和
総務：冨樫博之、阿達雅志
法務：高村正大
外務：藤井比早之、宮路拓馬
財務：斎藤洋明、横山信一
文部科学：武部新、野中厚
防衛：本田太郎
デジタル：岸信千世
総務：川崎秀人、古川直季、長谷川英晴
法務：神田潤一
財務：東国幹、土田慎
文部科学：金城泰邦、赤松健
厚生労働：安藤高夫、吉田真次
農林水産：庄子賢一、山本佐知子
経済産業：加藤明良、竹内真二
国土交通：高見康裕、吉井章
環境：五十嵐清、勝目康
防衛：金子容三、小林一大
今後の課題と期待
今回の石破内閣の人事は、ジェンダー平等の推進と、透明性の確保に重点を置いたものと評価されています。
